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アジア 似たもの食ロード Vol.1

もち米をついたり、色づけたり、包んだり。
お祝いに欠かせないモチモチ

第1回

気候が似ている地域では作られる料理にも共通点が。

皆さまは味噌や日本酒、お豆腐やお餅が日本固有の食文化だと思っていませんか?
実は視点をアジア全体に広げてみると、色々な地域に同じような食べ物が存在していることが分かります。
それは何も「日本食のルーツがアジアにあった」訳ではなく、「同じ気候帯だった」のが理由。
気候が似ていると採れる作物や棲んでいる菌が似てくるので、食材の加工や調理の仕方も似てくるのです。
ただし、そこに暮らす人たちの生活スタイルによって食し方はさまざま。この連載では、アジアに広がる「似たもの」料理を紹介しながら、それぞれの地域の共通点や違いを紐解いてみたいと思います。今回紹介するベトナムや日本、中国(特に南部)や、タイなどでは、もち米のモチモチ$H感が好まれていて、お正月やお祭りなどで振る舞われます。
白いまま食べるだけでなく、赤や黄色に色づけしたり、バナナや笹の葉で包むなど共通点もいっぱい。
こうして見てみると、異国の料理にも親近感が湧いてきますよね。

バインチュン

スパイシーな豚肉が食欲をそそる
ベトナムの巨大ちまき“バインチュン”

[材料 約3個分]
もち米/500g ひき割の緑豆/100g
豚バラ肉ブロック/300g 塩/大さじ1
こしょう/小さじ1 バナナの葉/1枚
イグサまたはタコ糸など/適量

[作り方]

(1)もち米は1時間水にひたし、緑豆は茹でてつぶして塩少々(分量外)を加え6等分に。豚肉は塩とこしょうをよくもみ込んでおく。

(2)バナナの葉を6等分に裂き、表面を軽く炙る。

(3)牛乳パックを底から高さ5p位で切って四角い型を作り、その中にバナナの葉を2枚交互に敷き、(1)のもち米、緑豆、豚肉を順にのせ、さらにその上に緑豆、もち米をのせて豚肉を覆う。

(4)(2)で四角く包み、タコ糸などで縛り5時間茹でる。炊いたもち米を使えば、茹で時間は約30分でOK。食べるときはタコ糸などを使うときれいに切れる。

按田先生的考察

日本人は“モチモチ”を日常食に!

もち米を使った料理は、どの国でもお祝いのときに作られる特別なものですが、日本の赤飯や笹団子は、今やコンビニやスーパーで1年中手に入る大衆的な食べ物に。
もち米だけでなく普段食べているうるち米も、品種改良をしてモチモチ感を出していることを考えると、日本人はアジアでも無類の“モチモチ”好きだといえます!

旅する料理研究家 按田優子(あんだゆうこ)

1976年東京生まれ。気候がもたらす特徴を生かした保存食の研究をしている。
代々木上原「按田餃子」店主。イベントメニュー考案や店舗メニュー開発の他、
年に数回、ペルーにて身の回りにある植物の加工指導にあたっている。
主な著書に『冷蔵庫いらずのレシピ』(ワニブックス)などがある。

按田先生