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アジア 似たもの食ロード Vol.4

世界中を旅してきた料理家の按田優子先生がアジア各地にある“似たもの”料理をご紹介。 今回は世界中で親しまれているお茶に注目し、アジアならではの飲み方や加工の仕方はもちろん、さまざまな食べ方もリサーチします!

飲むだけじゃない!
変幻自在のお茶♀用法

第4回

実はお茶は“飲む”より“食べる”が先だった!?

お茶の原料はすべてアジア全域で栽培されているチャノキ≠ニいうツバキ科の木の葉です。それを発酵させて紅茶やウーロン茶、プーアール茶にしたり、発酵させずに緑茶にするなど、さまざまに加工して飲まれてきました。ところが実は、お茶は飲むよりも食べる文化のほうが先だったという説があるのです。その名残なのか、ブータンのバター茶や日本の茶がゆ、ミャンマーのラペソーなど、アジアを見渡すと、お茶を直接食べたり風味を移して楽しむ料理がたくさんあることに気づきます。
もちろん西洋でもインドから伝わった紅茶が愛されていますが、料理に使うことはほとんどありません。お茶を変幻自在に加工して、食べ物と飲み物の境界線なく楽しむのは、お茶に慣れ親しんできたアジア人ならではなのかもしれません。プーアール茶の香りを楽しめる茶葉卵も台湾の食卓になくてはならない常備菜。殻をむくと、ヒビから染みたタレが亀の甲羅のように見えるのも特徴です。日本とはひと味違った絶品お茶料理を、ぜひお試しください。

茶葉卵

殻をむくと亀の甲羅柄に!?
ラーメンにもご飯にも合う中国の“茶葉卵”

[材料 10個分]
ゆで卵/10個 
プーアール茶/大さじ2
たまり醤油/150cc 
水/300cc

[作り方]

(1)好みの固さにゆで卵をつくり、たたいて殻にヒビを入れて容器に入れておく。

(2)鍋にプーアール茶、たまり醤油、水を入れて煮立たせて、熱いうちに@に入れて冷ます。冷蔵庫で10日保存が可能。

按田先生的考察

日本人は季節感もお茶に封じ込めた!

“茶藝”や“茶道”のように儀式として確立しているのは台湾や日本など限られた地域だけ。特に多くのお茶が保存用に作られているのに対し、新茶の季節に新芽だけを摘んで新鮮な味と色、香りを楽しむ“抹茶”を作ったのは日本の大きな特徴です。瞬間的に去るはかない季節を封じ込めておもてなしするなんて、なんとも日本人らしいですね。

旅する料理研究家 按田優子(あんだゆうこ)

1976年東京生まれ。気候がもたらす特徴を生かした保存食の研究をしている。
代々木上原「按田餃子」店主。イベントメニュー考案や店舗メニュー開発の他、
年に数回、ペルーにて身の回りにある植物の加工指導にあたっている。
主な著書に『冷蔵庫いらずのレシピ』(ワニブックス)などがある。

按田先生