洗顔石鹸のヴァーナル|くすみ、ニキビ、毛穴、シミ、シワなどの悩みは洗顔を見直すことから始めましょう。

洗顔石鹸のメリット・使い方

せっけんがいい5つの理由

理由1 成分の安全性が高い
シンプルな原料で製造でき、リスクの高い成分を配合する必要がありません。原料である脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムは、肌との親和性が高く、安全性の高い成分です。

理由2 アルカリ性である
アリカリ性の性質によって肌表面にこびりついた古い角質がふやけ、はがれやすくなります。同時に毛穴もゆるむため、毛穴よごれもとれやすくなります。

理由3 5000年の使用実績
これまでに5000年間も使用されてきて、人体への危険性が少ないということが、歴史的、経験的に実証されています。

理由4 界面活性力をすぐに失う
せっけんは水で薄めると界面活性力を失うため、たとえ洗い残しがあったとしても、肌への刺激が残りません。また、洗い流したあとも、環境に負担をかけません。

理由5 洗顔後のお手入れが浸透しやすい
一般的な洗顔フォームは、肌に保湿成分が残る設計になっていますが、せっけんは肌に余計なものを残さずに流れてしまいます。そのため、その後のお手入れが浸透しやすく、スキンケア効果が高まります。

せっけんならなんでもいいの?

せっけんには個性がある

せっけんは基本的に脂肪酸とアルカリを反応させてつくります。このとき、脂肪酸の原料や脂肪酸の分子量、脂肪酸とアルカリの比率などの違いによって、ずいぶん性質の違うせっけんができあがります。脂肪酸の原料ひとつをとっても、ヤシ油やパーム核油といった天然の植物油脂そのままのものもあれば、工業原料として精製された油脂もあり、さらにそれらを混ぜたものも。こうして多様なせっけんが生み出されるわけですが、それぞれのせっけんには個性があり、汚れの洗浄にも得意、不得意があります。
たとえば、牛脂やパーム脂に多いステアリン酸やパルミチン酸という脂肪酸を使ったせっけんは、皮脂を落とすのが得意で細胞間脂質を残す性質をもっています。反対にオリーブ油や米ぬか油に多いオレイン酸という脂肪酸を使ったせっけんは、皮脂を残して細胞間脂質を比較的よく落とします。さらに別の成分を加えることのより、保湿効果にあるせっけんをつくることも可能です。
このように、今世の中で販売されているせっけんは原料や配合比率によって、それぞれ異なる個性をもっているのです。

百円と三千円のせっけんの違いは?

ひとくちにせっけんといってもドラックストアに行けば1個百円程度で買うことができますし、三千円以上するせっけんを売っている化粧品メーカーも存在します。その違いはどこにあるのでしょうか?
成分の配合比率は各社非公開のため正確なところはわかりませんが、通常、安いせっけんは中和法で大量生産されたものといえます。これは洗浄力が高いため、肌を乾燥させやすい傾向にあります。一方、高いせっけんは鹸化法でじっくり製造され、洗浄力と保湿力のバランスがいいと考えられます。さらに、天然の植物性油脂を使ったものは、製造に時間がかかるうえに歩留まりも悪いため、値段もその分高くなってしまうわけです。
もちろん、こうした品質は値段だけでは見極めきれないところもあります。別の見分け方としては、「溶けやすさ」があります。一般的に、溶けやすければ洗浄力が高い中和法のせっけん、溶けにくければ鹸化法でじっくり製造されていると考えていいでしょう。
*中和法…脂肪酸と苛性ソーダを反応させてつくる。短時間でつくられるため、大量生産向き。
*鹸化法…油脂に苛性ソーダを反応させてつくる。洗浄力と保湿力のバランスがとれたせっけんをつくるには、熟練の技が必要で手間と時間がかかる。

せっけん選びの簡単POINT
・安過ぎないせっけん
・溶けにくいせっけん

美肌づくりには「ダブル洗顔」

2種類のせっけんを使う

これまでさまざまな角度から洗顔剤について考えてきましたが、肌に負担なく汚れを落とすにはせっけんが一番といえます。
では、美肌づくりには、どのようなせっけんが適しているのでしょうか。それは「不要なものを落として、必要なうるおいを残す」せっけん。つまり、汚れや古い角質は落とすけれども、皮脂や細胞間脂質は落とし過ぎないせっけんです。でも、この理想をひとつのせっけんで叶えるのは、世の中にせっけん多しといえども非常に困難。そこで現実的でおすすめなのが、働きの異なる2種類のせっけんによるダブル洗顔です。

ひとつ目で「落とす」

ひとつ目のせっけんには、麦飯石や炭といった吸着成分の入ったものを選びます。適度な洗浄力と吸着成分で肌に刺激を与えることなく汚れを落とすという考え方です。
このせっけんの役割は、皮溝に入ったメイク汚れや酸化した皮脂までもすっきり落とし、せっけんのもつ弱アルカリ性の性質によって肌表面にこびりついている古い角質をゆるめて取り去ることです。
しかし、ひとつのせっけんだけでは、おおよその汚れはとれるものの古い角質は粗削りされた状態で、肌のザラつきは完全には解消されません。そこで、もうひとつのせっけんを使います。

ふたつ目で「整える」

ふたつ目のせっけんに必要なのは、やさしい洗浄力とたっぷりの保湿成分、二度洗いによって残していたザラつきはすっきり落ち、保湿成分がふっくらとしたキメに整えます。ただし、せっけんに含まれる保湿成分は、あくまで洗っている最中に肌に不足しているうるおいを補い、肌をなめらかにしてキメを整えるためのもの。必要な分だけ肌になじみ、残りはすすぎによって流されていきます。
肌の保湿成分を残して、しっとり感をもたらす洗顔剤もありますが、それではあとのお手入れの浸透を妨げてしまいます、「汚れを落とし、キメを整える」ことと「保湿成分を与える」ことは別のステップと考えましょう。

ふたつのせっけんの役割

ひとつ目のせっけん
・やさしい洗浄力
・吸着成分配合
キメの間(皮溝)に入り込んだ汚れを含め、ほとんどの汚れは落ちるが、角質のザラつきは少し残っており、洗い上がりは「すりガラス」のような状態。

ふたつ目のせっけん
・やさしい洗浄力
・保湿成分配合
ところどころ残っていた角質のザラつきを落としきり、保湿成分で肌表面をふっくらなめらかに整える。洗い上がりは「透明ガラス」状態。

おすすめできない「ダブル洗顔」とは?

通常、「ダブル洗顔」というと、「クレンジング+洗顔剤」を思い浮かべるかもしれませんね。しかし、クレンジングは洗浄力が強過ぎるものが多く、そのあとに続けて合成界面活性剤入りの洗顔剤を使うと、肌にとって大切なうるおいを落とし過ぎてしまいます。「いえ、私の使っている洗顔剤はうるおいが残るタイプです」という方がいるかもしれませんね。でもそれは、洗顔剤に配合されている油分やアミノ酸が肌に残っている状態であって、皮脂や細胞間脂質になるものではありません。前述したように、それらがその後のお手入れの浸透を妨げてしまう可能性もあります。
では、同じせっけんで2度洗う「ダブル洗顔」はどうでしょう。せっけんは得意、不得意があるため、ひとつのせっけんを2回使用すると、そのせっけんの性質が強く出てしまいます。つまり、落とすのが得意なものだけを落とし過ぎたり、落とすのが苦手なものを残してしまう危険性があるのです。
やはり、素肌美にとって最もおすすめなのは、性質の異なるふたつのせっけんによる「ダブル洗顔」なのです。